河豚(ふぐ)と共に、冬の風物詩

淡路島の冬のお料理と言えば、『3年河豚』というブランドと共に河豚(ふぐ)料理がお客様にもかなり浸透してきているかと存じます。

そして、「おススメの観光地は?」となりますと、やはり灘黒岩水仙郷・立川水仙郷の水仙です。こちらもセットじゃないですが、ご存知の方は多いかと思います。

灘黒岩水仙郷は、島内最高峰の諭鶴羽山の南側と東側斜面の約7ヘクタールに約500万本の水仙が自生し、水仙の日本三大自生地の1つとしても有名(あとは越前海岸、房総半島の水仙)です。

プチ情報としては、水仙の原産地は地中海周辺といわれ、シルクロードを通って中国へ渡り、そこから日本へ伝わったといわれています。水仙の球根は海水に浮かぶことから、中国大陸の海岸部で繁殖した水仙の球根が黒潮に乗って日本に流れついたという説もあります。淡路島の黒岩で水仙が広がったのは、平家の落人が植えたという説、江戸時代の中頃に海が荒れて漁に出られない時に漁師が育てたという説があります。いずれにしろ、黒岩の海岸部に水仙の球根が漂着し自生していたのを、村人が山へ移植したと言われてもいます。

灘黒岩水仙郷は、車を止めてから、急な坂を登っていただくことになりますが、上に辿り着くと、絨毯のような水仙と、天気が良ければ沼島も見渡せる綺麗な海が視界に飛び込んできます。

立川水仙郷は道路沿いに案内ゲートみたいなものがありまして、そちらで入園券を購入して、少し谷奥へと下りて頂きます。こちらには、ニホンスイセンと共に、ヨーロッパスイセンが咲いており、2種類の花を見比べていただけます。あとは、テレビで以前話題になった「淡路島ナゾのパラダイス」という、陰陽信仰や道祖神信仰にまつわる展示館もございます。

車でこちらの水仙郷へ行くには、立川水仙郷へは片道約30分、灘黒岩水仙郷へは約1時間の距離となります。灘黒岩水仙郷には、昼食を取れるレストランもございます。小さなお子様連れのお客様なら、灘黒岩水仙郷の近くに、淡路島モンキーセンターもございますので、併せて観光していただければと思います。

[スタッフ:原田]
続きを読む>>で次のページに進んだときは、話が毎回脱線してしまうのですが、今回は引き続き、真面目にご案内させて頂きます。

水仙郷へ行くには、お車の場合は途中、山道ということもございまして、道幅が狭いところが多々あります。淡路島モンキーセンターにお立ち寄り頂くにはマイカーをご利用していただくことになりますが、「水仙郷を愉しみたい!」というお客様には、12月22日から2月末(水仙の状況によって変わってきます)まで、洲本温泉の各ホテルからご乗車いただいて、帰りは各ホテル、洲本高速バスセンター(着・12時30分予定)まで送っていただける【水仙シャトルバス】(立川水仙郷:大人@1,500円、小人@800円(往復バス代・水仙郷入園料込 / 灘黒岩水仙郷:大人@2,000円、小人@1,000円(往復バス代・水仙郷入園料込 ※3歳未満座席なしのお子様は無料) をご利用下さいませ。

そして、ここからが本題なのかも知れませんが(笑)、ホテルニューアワジでは、今年度から水仙シャトルバス乗車券付き宿泊プランもご用意させて頂いております。ぜひとも、ご活用いただければと切に願っております。

【早春の見所】日本三大水仙郷シャトルバス付プラン
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