淡路島と言えば

皆様こんにちは!
今回もお読み頂きまして誠に有難うございます。

今回は今まさに収穫時期を迎えている「淡路島と言えば・・・○○!ランキング」を付ければ間違いなく一番になるでしょう「たまねぎ」について書いてみたいと思います。

★たまねぎあれこれ★
玉葱はユリ科の多年草で、原産は中央アジアとされ紀元前のエジプト王朝時代にはすでに栽培されていました。日本には明治時代に伝わり、札幌で栽培が開始されたそうです。意外に日本での歴史は浅いんですね!
独特の辛味と甘みがあり、生の玉葱はなんとイチゴ並の甘みを持っていますが、辛味の方が甘みより強いため、食べると辛く感じるそうです。
玉葱には旨味成分も多く含まれ、西洋料理ではよくベースとして使用されるため「西洋のかつおぶし」と呼ばれるほどです。

★たまねぎの成分・効能★
玉葱で一番特筆すべき成分は硫化アリルなどのイオウ化合物です。
硫化アリルは非常に揮発性の高い成分で、玉葱を切った時に涙がでるのはこの成分が原因です。
硫化アリルには動脈硬化の原因となる血栓やコレステロールの代謝を促進し血栓ができにくくする作用があり高血圧・糖尿病・動脈硬化・脳血栓・脳梗塞などの予防に効果的です。
また他にも硫化アリルは疲労回復・精神安定・食欲増進の効果がありますが、火を通すと消失してしまう為、上記のような効能を期待する場合は生で食べるのが一番です。

★良いたまねぎの選び方★
玉ねぎは頭の部分から傷んでくるそうで、頭をさわってみて肉質がしっかりとしているものを選んで下さい。押して柔らかいものは腐っている可能性大!。
外皮はよく乾燥していてツヤがあり、かたく締まっているものがよいとされています。皮が浮き上がっているものはカビが生えている可能性大!

★ザ・たまねぎクイズ★
私たちが普段何気なく食べている玉葱ですが・・・
一体私たちはいつも玉葱のどの部分を食べているでしょうか?
以下の3つの中に正解があります。さて、どれでしょうか!※正解は一番最後に!
A)葉の部分 B)茎の部分 C)根の部分

★淡路産たまねぎのおいしさの秘密★
兵庫県は北海道に次いで玉葱の生産高が全国で2位を誇り、その約9割が我が淡路島で生産されています。
今やテレビでも紹介される事も多い淡路産の玉葱は、なぜ美味しいのでしょうか?

その理由にまず淡路島の土壌・気象条件が挙げられます。
土壌は砂壌土中心地帯で、長年玉葱栽培に適した栄養豊富な土壌作りを常に目指し、水田転換畑で夏に水張りをする事で病害を予防しています。
気象条件としては定植時に雨が少なく作付けがスムーズに行われ、収穫期も少雨なため、作業性がよく引き締まった玉葱が出来上がります。

玉葱の栽培期間は通常4ヶ月ですが、淡路島の玉葱は北海道産等と違い、12月に植えて約半年の長い間肥沃な土地でじっくりと日数をかけて成育する為、養分の蓄積が多く、また冬の寒さに当るため味がますます良くなっていきます。

そして収穫後には玉葱小屋と呼ばれる風通しの良い場所でじっくりと自然乾燥・熟成させてから出荷を待ちます。
自然乾燥により玉ねぎ頭部の茎が締まって雑菌の進入を防止し、また熟成させることで糖度が増しおいしさがますますアップします。

このような条件・栽培方法により淡路島の玉葱はどんどんと美味しくなっていきますが、やはりなんと言っても作ってらっしゃる生産者の方たちの玉葱に対する愛情が一番の美味しさの秘訣ではないでしょうか?

皆様、淡路島にお越しになられる際は、ぜひおいし〜い淡路産玉葱を食べて帰って下さいませ!

                   
それでは今回はこの辺で失礼致します。皆様また次回まで!<(_ _)>


★blog@newawaij.comは以下のランキングサイトに参加しています★
宜しければワンクリックお願い致します <(_ _)>



にほんブログ村 旅行ブログへ 人気ブログランキングへ 人気ブログランキング


クイズの答えは・・・A)葉の部分 でした!
し、知りませんでした・・・あそこはてっきりの部分だと思っていましたから。。。 (;−;)
- | - | -