初夏の味覚狩り体験“淡路のびわ・ビワ・枇杷” Vol.1

2009_05-24
みなさまこんにちは!
ホテルニューアワジの吉田でございます。

本日から二回にわたって、毎年お問い合わせの多い淡路島の枇杷(びわ)狩りのご紹介です。6月に入ると淡路島はビワモードに突入いたします。

すっきりとした甘さとこぼれ落ちそうなほどのジューシーな果汁のビワ。肉厚で濃厚な味わいの淡路のビワは、今や人気の高級ブランドフルーツとして扱われるようになりました。淡路島のビワが人気ブランド、と言えば意外に思うかもしれないですね。淡路島では、北淡地方や南の灘地方の山の斜面で枇杷が栽培されています。

淡路島のびわは明治30年頃、津名郡(今の淡路市)で大玉で味の良い「田中」と呼ばれる改良種が導入され栽培されたことが始まりです。「和泉砂礫(いずみされき)」と呼ばれる土壌で、斜面で栽培されるため水はけもよく、山が風を防ぎ、太陽の恵みを適度に受けて育っているため、良質のびわが育ちます。特に、淡路島の最南端に位置する「灘」のびわは、他の産地より施肥を早く打ち切ることにより、形の良さや果肉の柔かさ、糖度の高さとなって表れ、今では全国的な人気ブランドとなっています。

【肉厚大粒】【軽い酸味】【果汁豊富】の淡路島の田中枇杷。
太陽と海に水面に反射した日照りと塩風がビワの美味しさを増すと言われています。もちろん栽培農家の方の絶え間のない努力は言うまでもありません。ビワは本当に管理が大変なんだそうです。急な斜面での作業、木に登っての手入れ、山の中での作業ですので、鹿や猪の対策もちゃんとしないといけません。ほおっておくと農園が荒らされますからね。猿もそうです。台風の時には海から風で飛ばされてくる潮も大敵です。このふたつを猿害(えんがい)と塩害(えんがい)と語呂をひっかけたりもするそうです。あと、農家には年配の方が多い。頭が下がります。

びわは11月ごろ花が咲き、その花をまびきます。そして、3月彼岸の頃に木に登って1個1個手作業で、袋をかぶせていきます。それを考えると店頭に並ぶお値段も納得してしまいます。

少し長くなってしまいましたので、続きは明日またお届けしますね。本日はひとまずこれまで。

洲本温泉ホテルニューアワジ
〒656-0023 兵庫県洲本市古茂江海岸
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