淡路の歴史と共に

大浜海水浴場近くの信号のところで、江戸時代のはじめに築かれた洲本城跡〔平城〕にあるのが、洲本市立淡路文化史料館でございます。

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中は写真撮影がダメということなので、入口を記念に撮ってきました。

館内ですが、3階立てとなりまして、1階の大展示室では、国の重要無形民俗文化財の指定を受けている淡路島の代表的な民俗芸能である淡路人形浄瑠璃の人形の首や、太夫が使う見台・三味線などを復元舞台とともに展示しています。また、島内の祭りで使われているだんじりの一部を展示しています。歴史展示室には、三角縁神獣鏡、羽柴秀吉・石田三成の書状、徳島藩主のゆかりの品々。昔、淡路島でも列車が走っていたのですが、その模様などを展示しています。

2階には、民族展示室がありまして、海と漁業にかかわる民具・絵馬、淡路出身の豪商高田屋嘉兵衛の辰悦丸の20分の1の模型、昔の農耕具、庶民の日常生活用具などを展示しています。また、直原玉青記念美術館として、幼少期、洲本で育った南画の大家直原玉青画伯の作品とそのコレクションの一部を展示しております。

3階は、企画の展示室となりまして、今は、淡路島の化石展(〜9月24日まで)が開催されています。化石の中で最も代表的なのがアンモナイトですが、バラエティーに富んだ大きなアンモナイトが展示されています。

また、8月27日(日)には、【兵庫県立人と自然の博物館】主任研究員:古谷 裕氏による『7000万年前の生き物たち』という演題で、午後1時半より講演がございます。興味のある方はぜひ、参加くださいませ。

洲本市立文化史料館

[スタッフ:原田]
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