由良の赤ウニ

鳴門海峡の天然真鯛・淡路玉葱に続いて、またまた淡路が誇るブランド食材「由良の赤ウニ」が、新・どっちの料理ショーに特選素材として取り上げられました。「由良」の港はホテルから車で10分足らずの近くに位置し、洲本のホテルや料理店に豊富で新鮮な魚介類を供給する、関西有数の漁港です。

由良の赤ウニ2

淡路島で生まれ育った人間で、しかも父親が釣りキチな事もあり、淡路島の魚介類は自分で獲って来たり人から貰ったりと、嫌というほど小さい頃から食べてきたつもりでしたが、由良の赤ウニを頂く機会があったのはホテルへ入社して初めてのことでした。
それほど、淡路島に住んでいても簡単には口に出来ない限定品なんです。今でこそたびたび頂く機会がありますが、初めて口にした時はその上品な甘さに感動したものです。

「雲丹ってこんなに美味しいものだったんだ!」

と。(大袈裟ですみません)

赤ウニという名の通り、その赤々とした角が特徴的です。
こんな感じです。

由良の赤ウニ3

昆布を食料にする雲丹にとって良質の昆布は欠かせませんが、この由良の海にもカジメとアラメと言われる昆布科の海草が群生しています。この昆布があの雲丹の甘みになるんですね。由良の赤ウニの特徴は「バフンウニの甘さとムラサキウニの上品さ」を併せ持ったものだそうです。

浴びるほど雲丹を食べたことは残念ながらありませんので、それぞれの雲丹の特徴がそれほどわかるわけではありませんが、「上品な甘さ」という言葉には思わず納得してしまいます。淡路島へ来るからには一度は食べて頂きたい、淡路が誇る「淡路ブランド」食材の一つです。

さてこの「由良の赤ウニ」ですが、食すことができるのは梅雨が始まる6月頃から初秋の9月頃まで。残り少ない期間ですが、淡路へお越しの皆様はぜひ召し上がってみてくださいね。希少価値のある高級食材ですからホテルニューアワジの宿泊プランでも「夢雅」などの特選料理でしか食すことができません。通常は別注文にて承っておりますのでHPの逸品料理のページよりご注文くださいませ。

ちなみに「由良の赤雲丹・白浜の黒鮑」対決の結果は見事「由良の赤ウニ」の勝利でしたが、もちろん由良は赤ウニにも負けず劣らずの極上の鮑が獲れる事でも有名です。こちらもぜひ召し上がってみてください。造り・踊り焼など最高ですよ。

さて、きれいな(?)オチがついた所で今回はこの辺で失礼したいと思います。

新どっちの料理ショー

[スタッフ:吉田]

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