玉青館

前回紹介した国清禅寺のすぐ近くに南画の第一人者直原玉青画伯の作品を展示する「西淡町立滝川記念美術館玉青館」です。

南画とは、中国唐代の詩人、王維が水と墨で詩意を画に表したのが始まりと伝えられ、現代の日本南画は本来の水墨を骨子として色彩も用いられています。

黄檗宗の僧侶としても知られている私財を投じて荒れていた西淡町国清禅寺を昭和55年に復興。その寺に数10点に及ぶ襖絵を描きました。襖絵を見た西淡町の医師の滝川弘氏が、いたく感銘を受け、同時に直原画伯の人柄に惹かれていったとのこと。そこで、国清禅寺の1角に滝川氏の寄付により玉青館が建設されることになり、ここに日本初の現代南画の美術館「玉青館」が平成3年に誕生しました。

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ご利用案内

入館時間・・・午前9時〜午後5時
(午後4時30分入館締め切り)

休館日・・・毎週の月曜日
(但し、月曜日が祝祭日の場合は翌日)
12月28日〜1月1日までの日

兵庫県三原郡西淡町松帆西路1137−1

問合せ先 0799−36−2314
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