ついに迫ってきた2012年5月21日朝の金環日食。九州・トカラ列島から福島県南東部にかけての日本の太平洋側の広い地域で、太陽がリング状に欠けて見える珍しい天文現象 金環食(金環日食)が観測できます。
金環食帯の中に入るホテルニューアワジでも、この金環日食をひと目愉しもうと、前夜の5月20日は沢山のご宿泊予約を頂いています。ご宿泊日が近づき、金環日食についてのご質問も増えてきましたので、金環日食についてのホテルニューアワジの位置情報に基づいたデータを公開させて頂きます。
今回、金環食の最大値となる7時28分頃の太陽方位は約85度、ホテルニューアワジの客室もちょうど同じ方位に面しています。同じく金環食が最大となる時間の太陽高度も約30度ということですので、客室の縁側やテラスからはお天気が良ければ、素晴らしい天体ショーをお愉しみ頂けるかと予想しています。
※数値には多少誤差がありますので予めご了承下さいませ。
※一部客室については客室の構造上、ご覧頂きにくい場合もございます。その場合は、夢大地棟最上階の展望テラスでの観測をお勧めいたします。
■当館からの日食データ■
●日食の種類 金環日食
●最大食分 0.95
●部分食の始まり 6時16分頃
●金環食の始まり 7時27分頃
●食の最大 7時28分頃
●金環食の終わり 7時30分頃
●部分食の終わり 8時52分頃
●食の最大時の太陽高度 約30度
●食の最大時の太陽方位 約85度(真東よりやや北寄り)
※ホテルニューアワジの客室は同じく約85度に面しています
・時刻、食分の計算には、国立天文台暦象年表Web版の
ベッセル要素を用いています
・標高は0mとして計算しています
■ご注意下さい■
●日食を見るには、特別な観察器具が必要です
●太陽の光は非常に強いため、その大部分が隠れていてもまぶしすぎて欠けている様子がわかりません。金環食の間を含め、日食を直接(投影など以外の方法で)見るには太陽観察用のプレートやメガネなど特別なフィルターが必須です。「太陽のまぶしさを抑え」かつ「有害な光線をふせぐ」役割があります。
●サングラス等での観察は危険です。太陽観察用以外の、一般的なサングラスや黒い下じき、色つきガラスなどは有害な光線が通り抜けてしまうおそれがあるため、確認せずに観察に使うのは非常に危険です。目を傷め、視覚障害を引き起こすことがあります。